国会中継で「再犯防止等の推進関する法律」の予算

２月２日午前予算委員会国会中継で田中和徳議員が質問に立たたれました。平成29年12月１０日に決定された法案「再犯防止等の推進関する法律」に関しての予算についての質問でした。
上川陽子法務大臣が答弁しました。
出所に問題があるとか引受人のない受刑者は満期まで刑務所にいますが、出所と同時に衣食住が必要となります。出所に関して所内では、社会復帰に向けて指導されていますが、就労については思うようにいかないまま出所する人がいます。再犯の可能性が高いです。「塀の中の方が楽だ」と考える者もいて、再犯する者もいます。５年以内の再犯率は、50％にもなります。更生保護施設・更生保護サポートセンターも上げられました。
杉並区では、平成25年に区の協力でサポートセンターを開所し、企画調整保護司が毎日担当をして、更生保護活動の中心となっています。サポートセンターの年間予算は、十分ではありませんので、考慮して頂きたいです。
３０年度の予算で国・都・区がどのように計画されるのでしょうか？期待しています。
出所後の衣食住は、地域での支えが重要になります。

コメント 7

私もこの問題はとても気になります。
出所しても衣食住が安定していなければ、刑務所内の方が
暮らしやすい事になります。
田中議員の質問と、上川大臣の答弁を聞いてみます。

by majyo (2018-02-02 18:06) 

田中さんの質疑、上川さん、文部大臣の林さん等
聞かせていただきました。
以前にお話ししましたが長年母が保護司をしていましたが
守秘義務がありますから、娘の私にも何も言いません。
知らない事ばかりでした。
保護司の元に来る方は仮釈放で引受人のいる方なんですね
そんな事も知りませんでした。再犯率が高くなるのは
やはりその後がどうサポートできるかですね。
杉並区はあるようですが、どこでもあると言うものでもないようですね。
職場も大切です。公共機関等の引き受けなどやる事はいっぱいありますが
しかし、お金もかかる。それなりの予算をつけなくてはならないと思います。


by majyo (2018-02-02 20:11) 

majyo様
こんばんは
コメントありがとうございます。
お母様もきっと色々な対象者の保護観察をなさったこと頭が下がります。
更生保護サポートセンターは、毎日の駐在や報告書など保護司の責任と負担が多くなり、踏み出せない保護司会もあるようです。
予算の件もありますが、保護司の定年で大勢の保護司が退任し、続く保護司が発掘できず危機に瀕しています。
もっと一般の人に知って頂きたいです。
覚せい剤対象者は、刑の一部執行猶予によって仮釈放が長くなりましたが、地域の受け皿が厚くありません。
折角、塀の中で更生してきても地域が支えねば、自分だけでの更生は難しいです。
衣食住がある環境を支えることが出来る地域の力が必要ですね。
明日は、節分ですが、寒さはまだまだ抜けないようです。
お身体を大切にして下さい。
by hirometai (2018-02-02 22:25) 

おはようございます。再犯率が50％、大変なことですね。^^;汗
by ソニックマイヅル (2018-02-03 08:53) 

おはようございます。
再犯率が高いという問題はとても気になりますが、その背景には多くの問題がありそうだし、私にはその実態が理解できていないのでただ憂慮するのみです。これもまた社会全体で取り組む問題でしょうね。
因みに田中和徳議員は地元選出の議員です(^^)
by 坂の上の蜘蛛 (2018-02-03 09:05) 

ソニックマイヅル様
こんばんは
コメントありがとうございます。
そうなのです。衣食住が整ってなければ更生は思うように行きません。再犯防止をもっと真剣に考えなければ…
by hirometai (2018-02-03 22:46) 

坂の上の雲様
こんばんは
コメントありがとうございます。
田中議員は川崎で、坂の上の蜘蛛さんの地元だったのですね。
収入もなく寂しい高齢者の問題も大きく影響しています。
犯罪者だけの責任問題ではないです。
もっと行政も笛を複だけでなく真剣に考えてほしいです。
by hirometai (2018-02-03 22:59)