明日、「詐欺の子」の講演会にご参加ください [予定とお知らせ]
ぜひご参加ください。
後援 杉並区、杉並警察署・荻窪警察署・高井戸警察署
Email:sugi-sapo2013@jcom.home.ne.jp
川上剛 氏
NHK名古屋放送局ドラマ班
2019年3月23日総合テレビ放送のNHKスペシャル「詐欺の子」の演出で、第45回放送文化基金賞 番組部門 テレビドラマ番組で最優秀賞受賞、またNPO法人放送批評懇談会によるギャラクシー賞 2019年3月度月間賞受賞
NHKの番組「あまちゃん」「ひよっこ」「トットてれび」などの制作にも関わる。
篠原鋭一 氏
千葉県成田市 曹洞宗春岩山長寿院住職
NPO法人自殺防止ネットワーク風 理事長
自殺志願者の駆け込み寺として、24時間門戸を開いて相談に応じている
また特殊詐欺の被害者が自分を責める二次被害の救済にも力を入れる
NHKスペシャル「詐欺の子」に出演
保護司は「受け子」「出し子」といわれる少年の保護観察を担当することがあります。この子供たちは一般的な家庭に育った子もいれば、貧困の家庭で育った子もいます。また、その「受け子」「出し子」を操る、成人の詐欺グループ主犯格やその仲間も担当します。
成人詐欺グループの環境調整や保護観察を担当して感じることは、事件の全貌がわからないケースが多々あり、その背後には誰かいるのではないか、と推測できますが、それ以上のことはわからないことが多いことです。また、犯罪の徹底した役割分担は、「自分が犯罪に加担している」という罪の意識を希薄化するものです。ゆえに特殊詐欺に手を染める若者は減りません。
2019年3月23日にNHK総合テレビで放送されたNHKスペシャル『詐欺の子』(第45回放送文化基金ドラマ部門最優秀賞及び月間ギャラクシー賞受賞)は、特殊詐欺を題材に、格差社会が生み出した詐欺に手を染める若者たち「詐欺の子」の姿を複数の事件を基にドキュメントを交えた作品で、特殊詐欺の全体の構図が分かるものでした。
そこで、この番組を制作したNHK名古屋放送局の川上剛ディレクターと、番組にも出演した千葉の長寿院住職の篠原鋭一氏に、番組制作を通して若者たちが「受け子」や「出し子」になってしまう背景とその実態、抜け出そうとしてもなかなか難しい人間関係など、そして一番視聴者に伝えたかったことを講演していただこうと考えています。
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